もくじ
はじめに
ウッドデッキをDIYするにあたって、1番怖いのが失敗。
私自身、失敗しないように事前調査をたっぷりしました。ウッドデッキを自作された先人の経験から学ぶに勝る勉強方法はありません。
にもかかわず自作している最中、失敗した…。と落ち込むことが何回あったか…。
そこで私が経験した失敗談や、失敗しないためのポイントをみなさんにご紹介したいと思います!
これから作る方へ、私のふり見て我がふり直してもらえればなぁと思ってます。
整地を疎かにする
ウッドデッキDIYの作業の半分は整地と基礎づくりといっても過言ではありません。
早く木材を加工して上物を作りたくなりますがちょっと待って!整地を疎かにすると後々大変です。
私がウッドデッキ作りで1番汗をかいて体力を使ったのは整地作業でした。
コンクリート敷きの場合は気にせずにいいのですが、わが家の場合は土。
一度デッキを組んでしまうと整地作業はできません。
対策は?
根気です。対策になってないかもですが。
先に進みたい気持ちを抑えて、もういいかなと思ってから3回は確認した方がいいでしょう。
私も草取り、土の傾斜排水、防草シート張りは根気強く行いました。
土台の設置がいい加減
これは私自身失敗したところでもあります…。
私の場合、サンドイッチ工法といって根太で水平を取る方法にしたので、基礎となる束石の高さは後で調整できました。
しかし、後で調整ができない、置く位置も正確ではありませんでした。
そのため根がらみを取り付けるときに、隙間が空いてしまい、強引に取り付けることになってしまいました。
対策は?
一つ目は水糸をもっとしっかり張れば良かったと思います。
張ってはいたのですが、高さが高すぎました。位置を決めるときに目線の位置によって簡単にズレてしまいます。
水糸を束石に近い位置で張ることで正確に並べられたと思います。
二つ目は直線を出すには角材を使用しない方が良かったと思います。
理由は、木は曲がっているから。
気付いてはいましたが、まぁいいかと作業していたのが良くなかったです。
直線が出ているアルミのL型材を早く買えばもっとキレイに土台が作れたと後悔しました。
材料、道具をケチる
これは出来上がりの完成度と、完成までにかかる時間に影響します。
材料をケチると、仕上がった時の強度に関わりますし、万が一足りなかった場合、再度注文しなければならず時間がかかります。
道具をケチると、完成度が低くなる上に、作業が遅くなります。最悪の場合、危険が伴うこともあります。
DIYで怪我をしてしまったら元も子もありません。
対策は?
一つ目は図面から材料を頼む際、少し大きめで余りが出るように部材を注文しましょう。
私も細かい寸法を大きい数値に丸めて、必ず残りが出るようにしました。
ギリギリだと間違えた時にリカバリーがしにくくいですし、丸ノコの刃にも厚みがあるので細かくカットすると寸法が足りなくなるかもしれません。
二つ目は当たり前ですが必要なものはしっかりと準備するということです。
代用できるものは活用していきますが、怪我を防ぐ防護用品は特にしっかり準備しましょう。
寸法がシビア過ぎる
細かい寸法に頼って作っていると、上手くいかないことがあります。
わたしの場合、1番家側の床材を固定する際、留めるための寸法に余裕が無さすぎて窓のサッシを傷付けてしまいました…。
さらに、実際に作り始めると分かりますが、天然木は反ったり曲がったりしていて寸法通りに作れません。
そのためどんなに数値が合っていても実際には合わないことが多くあります。
わたしの場合、窓のサッシと床材の隙間の寸法を5ミリ開けるようしました。
(床材の厚みが30ミリだったので、窓サッシと根太の間を35ミリにしていました。)
しかし実際にはどの床材も少し反っていて、床板がサッシの下に入らず、根太を付け直したりして手こずってしまいました。
対策は?
基本的に現物合わせで寸法を取り直したほうが良いです。
図面上の数値は、材料の注文に使い、実際に作り始めてカットするときは、作っている現物を逐一採寸することをおすすめします。
また材料に多少ネジレや反りなど、ばらつきがあっても対応できるような寸法設定をしたほうがいいです。
作っていて感じたのは5ミリくらいは公差が出ました。なにかの隙間のような逃げが無い部分は、余裕を持って作るようにしましょう。
イライラしてしまう
これは精神論ですが、大切なことです。笑
私の場合、梅雨時期のジメジメした暑い日に作業したり、大量の蚊に襲われたり、雨が続いて全く作業ができなかったり…
精神的にも肉体的にも辛い時が多くありました。
そうなるとやはり作業も雑になるし、周りが散らかってきて怪我にもつながってしまいます。
対策は?
まずは大量の蚊取り線香!これは必須です。
次に適度な休憩!軽く片付けをして、冷たい麦茶飲むとリフレッシュできます。
最後に家族の応援!今日はここまでできたよーここが大変だったよーという報告をして共感してもらいましょう!
まとめ
何を持って失敗と言うか、色々あると思いますが、とにかく安全第一!ケガに気をつけ作りましょう!
それ以外は、十分に、根気強く行いましょう!