もくじ
はじめに
こどもには歯のことで嫌な思いをさせたくない!という私たちの強い思いから、我が家ではチューをしないようにしたり口をつけたものをこどもに食べさせないようにするなど、かなり気を使ってきました。歯磨きも、入念に、入念に、、、。
が、我が家のむすこ、つい先日まで歯磨きが大っっっっっっっっっ嫌いでした。特にここ数ヶ月はひどものでした。どれくらいひどいかと言うと、1回の歯磨きで歯ブラシが1〜2本ボロボロになってしまうほど⬇︎
でも、試行錯誤して、やっと最近ちゃんと仕上げ磨きをさせてくれるようになったんです。まだ少し嫌がることもありますが、かなり改善しました!
今回は、我が家が試した仕上げ磨きの方法とその効果を紹介しようと思います。
効果があった仕上げ磨きの方法
まずはじめに。効果があった方法は今でも全て実行しています。
むすこの場合は、歯磨きを始める前から終わった後まで、1つ1つが少しずつ効果を生んでいて、1つでも欠けてしまうとうまくいきません。そのうち何もしなくても仕上げ磨きさせてもらえるようになると信じて。。。
歯ブラシを好みのものにカスタマイズ
効き目★★★☆☆
みなさんも、こどもが自分で磨くための歯ブラシと仕上げ磨き用の歯ブラシは分けているかと思いますが、我が家ではこどもが自分で磨く歯ブラシを、子ども自身のお気に入りの歯ブラシになるよう、カスタマイズしました。
まず、こどもと一緒に歯ブラシグッズを買いに行きます。そして、こどもが欲しがったものを全て買います。
うちのむすこはアンパンマンが大好きなので、アンパンマンの歯ブラシを必ず選びます。さらに、新幹線が好きなので、100円ショップのセリアで偶然見つけた鈴付きの新幹線(かがやき)のキーホルダーを歯ブラシの柄にある穴に付けました。⬇︎
⬆︎写真左が我が家の仕上げ磨き用歯ブラシです。そう、自分磨き用も仕上げ磨き用も全く同じものです。本来は仕上げ磨き用の歯ブラシではありませんが、これでもちゃんと磨けます。大丈夫。歯磨きに慣れてきたら、より磨きやすいヘッドの小さい仕上げ磨き用の歯ブラシにこっそり替えるつもりです。
『自分で選んだ、特別な歯ブラシ』と感じてもらえるように、カスタムしてみました(歯ブラシにシールを貼ったりしたこともありましたが、むすこにはあまり効果がありませんでした)。少しですが、歯磨きに抵抗がなくなった様子でした。
気に入った歯ブラシが見つかってからは、同じものをママが時間がある時に購入。毛が反ってしまったら、こっそり新しいものに交換しています。
ちなみにうがい用のコップは、ばぁばが買ってくれた『はやぶさ』のコップ。こちらもむすこのお気に入りです。歯磨きとうがいが終わったら、このコップに歯ブラシや歯磨き粉を全部入れて洗面所に置いておきます。こういうルーティンを作るのも、小さいこどもにとっては効き目ありなようです。⬇︎
歯磨き粉を好きなだけ付ける
効き目★★★☆☆
こども用の歯磨き粉は、いろんなフレーバーが売られていますよね。数種類のフレーバーの歯磨き粉を購入しておいて、歯磨きする時にどの歯磨き粉を付けるか選んでもらうようにしました。
『歯磨き粉、どれがいい〜?』と聞くと嬉しそうに答えてくれるので、歯磨きへ導入するのにいい方法でした。
口の中の第三者に話しかけるように磨く
効き目★★★★★
これ、むすこには本当に効き目がありました!仕上げ磨きを始める直前(仰向けにする前)、『あ!ノンタンが◯◯くんのお口の中で歯磨き手伝ってくれてる!!』と驚きながら口の中を覗き込みます。(きっかけはなんでもOKで、お口の中で何かが行われているのを驚きながら口に出して、見せて見せて〜!という感じで始めます)
その流れでむすこを仰向けに。初めてこれをしたとき、むすこはキョトンとして口を開けていました。そのまま、むすこが入ってくる隙を与えないくらいのスピードで、ノンタンと世間話をします。話題はなんでもOK。『今日◯◯くんカレー食べたから、人参挟まってない?』など、口の中の状況確認もむすこは興味津々で聞いています。ノンタンとの会話にむすこが飽きてきたら、違うキャラクターを登場させます。また、毎回同じ登場人物でも飽きてきてしまうので、数日に一回アンパンマンなどの特別ゲストも迎え入れます。
むすこと話すのではなく、むすこの口の中にいるお友達(第三者)と話す、というのがポイントなんだと思います。これ、本当に効き目アリなので、ぜひみなさんにも試してもらいたい!!!
歯磨きが終わったらとにかく褒める
効き目★★★★☆
歯磨きを楽しいと思わせることが大切だから、たくさん褒めること。とよく聞きますよね。その通りだなと思います。
でも、私はそれがなかなかうまくできませんでした。。。一番ひどい時、力ずくで歯磨きをしていた頃は、歯磨きが終わるまでにかかる時間は30分〜1時間。疲れ果てて、褒める気にはとてもじゃないけどなれませんでした。そんな時は、横で見ていたパパにめちゃくちゃ褒めてもらいました。本当に大げさに。
もしパパの帰りが遅くて歯磨き後すぐに褒めてもらうことができなかった場合は、翌日の朝に『ママから聞いたんだけど、歯磨き上手にできたんだって!?すごいじゃん!!』と言ってもらうのも効果的でした。
また、我が家には0歳のむすめがいますが、『◯◯ちゃん、◯◯くんすっごく上手に歯磨きができたんだよ、すごいでしょ!』とわざとむすこにきこえるように話しかけて間接的に褒めると、むすこがとても喜びます。笑 兄弟がいる場合は、この方法もとてもオススメですよ。
磨き終わったらご褒美(シール)をあげる
効き目★★★★☆
最近、歯磨きと同様にトイトレも頑張っているうちのむすこ。褒めるととても喜ぶので、頑張った分だけの成果を『見える化』しようと、ご褒美シール張を手作りしました。それがこちら。⬇︎
※右側がトイレ、左側が歯磨き
100円ショップのダイソーでスクラップブックを購入し、カレンダーを手描きで作りました。毎日、歯磨きを頑張ったらシール1枚、トイレに行って座れたらシール1枚あげるよ、と約束をしてから歯磨き・トイレをします。
シールを貼りたいから頑張る。もので釣っているようで、始める前はちょっと罪悪感があったのですが、そんなことも言ってられない状況だったので、決行!!!笑
各ページに、むすこが食いつくキャラクターや新幹線などのイラストを書いておいたら、とても喜んでくれました。
シールもダイソーで購入。むすこは動物と乗り物が好きなので、この2種をチョイスしました。『よくできました』などのメッセージも書かれていて、ご褒美としてぴったりなシールです。(むすこはまだ平仮名が読めないので意味はないのですが、、、)
我慢ができたら、また、上手にできたら『どれを貼る?』と聞いて好きなシールを貼ってもらいます。一ヶ月続けてシールがいっぱいになったカレンダーを見て、むすこも『うわぁ、いっぱいだねぇ!』とうれしそう。明日も頑張ろうねと声をかけると、やる気にもつながるようです。
効果がなかった・逆効果だった仕上げ磨きの方法
歯磨きの絵本を見せる
効き目★★☆☆☆
ノンタンやアンパンマンなど、好きなキャラクターが出てくる歯磨き絵本を何冊も持っていてよく読んでいたのですが、全く効果を感じませんでした。『ノンタンと一緒にはみがきハーミーしてみようか』などと言っても知らん顔。。
ただし、、、この本だけは別!らしいのです。
友人が、この本を何度も読んでいたらある日突然仕上げ磨きをさせてくれるようになった!と喜んでいました。はみがきれっしゃが歯を掃除するという内容のこの絵本。電車が好きなお子さんならかなり効果があるみたいなので、試してみるといいかもしれません。(私は、この本を購入する前に仕上げ磨きの突破口を見つけたので、購入していません。)
動画を見せる
効き目☆☆☆☆☆
歯磨きは楽しいよ、というポジティブなイメージの絵本で効き目がなかったので、歯磨きをしないとお化けが来ちゃう、というようなちょっと怖めの動画を見せたらトラウマに。2回目に見せた時は泣き叫んで歯磨きどころではなくなってしまいました。
完全に逆効果、、、この内容、2歳半のむすこにはまだ早かったのかもしれません。
ちなみに、アンパンマンなどの楽しい動画をスマホで見せながら歯磨きをしてみたこともあるのですが、そもそもスマホを普段触らせていないので持つことに慣れていないむすこ。寝ながらスマホを持って動画を見ることができず、結局私が片手で持ちながら歯磨きをすることに。もちろん片手で歯磨きができるはずもなく、すぐに諦めました。笑
手鏡を持たせて口の中を見せる
効き目★☆☆☆☆
むすこは鏡が大好き。鏡に自分が移るとニコッと笑ってご機嫌になります。
ということで、こちらも100円ショップのセリアでむすこに手鏡を選ばせ購入!さっそくその鏡を持たせて歯磨きをしようとしてみましたが、一瞬鏡に興味を持つものの、すぐに歯磨きの方が気になって手鏡を持とうとしません。持てたとしても、鏡が邪魔で私が歯磨きしにくい、、、笑。
まとめ
いかがでしたか?これらの方法はあくまで我が家での実践方法・効果であり、必ずしも全てのお子さんに効くというものではありません。また、効果を急に感じることもあれば、徐々に徐々に改善していく場合も。が、どれも試してみる価値は十分にあると思いますよ!どれか1つだけでもハマれば、かなり改善されるはずなのですが、、、