床板の綺麗な張り方を紹介!ウッドデッキDIY⑥床板取付完成

 
前回、斜め部分の根太と、家側の床板一列目の取付まで行いました。
 
 
今回は床板取付を完成させます。
 

立ち水栓の高さ、どうする?

 
わが家の庭には元々立ち水栓がありました。(図面左上)
 
 
 
ただウッドデッキを作る場所にあり、床板を工夫しなければなりません。
図面もその場で考えようと思っていたので、書き込んでいませんでした。
 
水栓の場所を移すことも考えましたがDIYでやるには非常に大変そうだし、水漏れも怖い。
作業している間ずっと水道の元栓を閉めっぱなしにするのも困る。
 
高ささえ変えれば場所的には使いやすそうなので、ウッドデッキの床板を切り欠くことにしました。
 
立ち水栓の高さはこんな感じで変えました。
 
 
 
立ち水栓のDIYは別の機会にお話しするとして、床板の切り欠き作り。
 

床板の切り欠き作り

 
立ち水栓の支柱を採寸。切り欠くサイズを床板に下書きします。
 
 
下書きしたら丸のこ、のこぎりを駆使して切り欠きます。
 
まず切り欠きたい部分を丸のこで細かくカット。
 
 
丸のこの刃が届かない部分が残るので、そこをのこぎりでカットし、トンカチで叩いて割ります。
 
 
 
のこぎりが入る隙間ができたら横に切っていきます。
最後に棒やすりで整えれば完成。うまく水栓を逃げることができました。
 
 
ジグソーがあれば違うやり方があるのですが、その時たまたまジグソーの刃が無かったので、のこぎりで代用しました。
 

ビス止め位置はガイドを作ろう

 
床板の固定は根太に2カ所ずつビス留めていきます。
 
ここで大切なのは、ビスの位置をキレイに合わせられるか、です。
手を抜いて目分量でやると完成度が一気に低くなるので注意です。
 
私の場合は、カットした床板の端材にガイド線を引きました。
そのガイド床板を使って位置をだしていきます。
 
ガイド床板の使い方は、
 
根太の半分の長さをガイド床板に引き、根太に乗せ端を合わせます。
 
その線の位置を床板に書き写します。
 
 
 
これで根太のセンターにビスが打てます。
 
ガイド床板の木口に、ビスを打ちたい位置を書いておき、床板の上に乗せ、位置出し。
 
 
 
下孔を開けて床板をどんどん張っていきます。
 
 
 
斜めにカットした部分も、斜めの根太に合わせてビス位置を出します。
根太のセンターに線を引いておきます。
 
 
床板を乗せ、その線からを垂直位置をだし、根太センターの位置を床板に移します。
 
 
 
これで根太のセンターにビスが打てます。
 
ガイド床板の木口に書いたビス位置と根太センターが交わる位置に目印を付け、下孔をあけておきます。
 
 
 
こうすれば斜めの根太でも、端から同じ位置にビスが打てるためきれいに仕上げられますよ。
 

反った床板を矯正

 
床板の多くは反ったり曲がったりしています。
目地をキレイに合わせるためにはクランプ駆使して矯正していきます。
 
参考にさせて頂いた動画がこちら
クランプとバールを使った矯正方法を紹介してくださっています。
 
 

 
とても参考になりました!ありがとうございます!
 
私の場合は家にバールが無く、買うにはちょっと高かったので、 ホームセンターで買ってきたL字金具で代用しました。
目地幅をその金具の厚み5mmにしたので一石二鳥。
 
まずは目地に金具を挟んで、位置を合わせて最初のビス止め。
今回長手方向の目地も5mm開けています。
 
 
次の位置を留める時、目地が広すぎる場合はすでに固定した床板の目地にL字金具を差し、クランプで矯正。
目地を合わせるために、隙間にもL字金具を差し込みます。
 
 
 
クランプを取ると少し戻るのでキツめに矯正!
 
逆に目地が狭くてL字金具を差し込めない時は、差し込める位置からテコで広げながらL字金具をズラしていきました。
 
あとは同じことの繰り返し!張り終えた状態が下の写真!
 
ぱぱ
ぱぱ
東京で連日の記録的、雨。作業が全然進まずにイライラしました…。
 
 
 
次回はいよいよ仕上げ!端部カット、猫対策網設置、仕上げ作業です。
 

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