内装はそれなりにこだわって改装したので、
もくじ
和風な庭をなんとかしたい!
もともと和室があった場所なので、地面には飛び石、庭石が置かれ、松や生垣のような植栽が並ぶいわゆる和風なテイスト。
さらに夏には草がボーボーに生えて、
地面が非常に水はけが悪く、
と言っても構想約2年。本当にうまくできるのかという不安と格闘し、ようやく作り始めたのでした…。
イメージを膨らませて、作りたい大きさを考える
当初、ウッドデッキでBBQできるくらいの広さにしたかったので、とにかく大きく作りたいと考えていました。
しかし、大きな庭石がゴロゴロと転がっていて、とても邪魔。庭石撤去の線も調べましたが、相当お金がかかるらしい。なので隣家との柵までいっぱいいっぱい作るのは難しそうでした。
そこで方向転換。庭石をウッドデッキでなるべく目立たなくさせて、さらに庭石をガーデニングでマッチさせる方向にしました。
庭を採寸し、図面を起こす
さっそく、庭を採寸し、制作するサイズの検証を行います。
幸い、仕事柄しょっちゅう図面は書いていたのでサクサク描きました。
床板の方向はフローリングの方向に合わせて横向きに。
図面の左上部分、立ち水栓があり、ウッドデッキを作ると高さが足りないので高くする必要もあります。
高さはLDの掃き出し窓サッシとなるべく面になるように。
おおよそ描き終えたら、部材の選定。エクステリアのあれこれを通販できるリーベさんにハードウッドのサンプル注文しておきました。
届くまでの間に、庭の整地作業です。
木の伐採、草取り
ウッドデッキの土台となる束石を置くには、庭を更地にする必要があります。
まずは植木の伐採。なるべく根を残さないように地面を掘り返して取り除きます。
さらに草取りをしてスッキリ。
飛び石を一旦退かしておく
地面に束石を置くのに、飛び石があると置けません。
飛び石の上に束柱を置くことも考えましたが、面が水平でなかったり、段差が目立ったので諦めました。
とはいえ飛び石たちも撤去することはできませんので、デッキの下に隠すことにしました。土台ができるまで避けておきます。とんでもなく重たいので転がして運べるところまでですが…。
さらに、下写真の植木鉢が乗っかっている立派な石は完全に動かせませんでした…。
この立派な石は比較的平らでビクともしなかったので、直接束柱を乗せることにしました。
土を平らに均す(傾斜も考慮)
意識したのが、水はけを意識した傾斜。
もともと古い家なので基礎が低く、通気口も地面に近いため、ゲリラ豪雨の時に基礎の中に水が入らないか心配でした。
そこで地面の高さを、家に近い方を高く、遠い方を低くする事で、水を近づけないように工夫しました。
これが結構大変。もともと家に近い方が地面が低かったので、遠い方をひたすら削る作業。
土を盛ることも考えましたが、ただでさえ低い基礎がさらに低くなってしまうため却下。
当面、傾斜で排水を考えていますが、そこに暗渠排水も…、計画しています。
次回は部材手配と束石の設置です!