もくじ
はじめに
年末年始でやりたかったこと。それは冷蔵庫の整理整頓!数年前に大きめの冷蔵庫を購入したはいいものの、なんとなーく物を入れてなんとなーく冷蔵・冷凍していたため、現在とても使いにくい状態に、、、
そんな時、ヒルナンデスの冷蔵庫収納術の特集を見て、整理整頓欲がフツフツと湧いてきました。達人がおっしゃっていたことを実践して整理してみることに。
投稿に随分と時間がかかってしまいましたが、今回はその全貌をお見せします。
整理前の冷蔵庫の中をくまなく紹介!
まずは、整理整頓前の冷蔵庫の中を写真でご紹介します。どんな冷蔵庫だったかと言うと、、、
調味料が乱立、、、
右扉に無造作に置かれている調味料たち。ケチャップやわさびなど、バランスの悪いものは倒れてしまっていて、見た目がとても悪かったです。
何がどこにあるのか分からない、、、
パンやお菓子を作るのが好きなので、粉類は常備しているのですが、粉物は冷蔵庫で保存しないとカビが生えると聞いて、パントリーから移動させました。
自分が思っていた以上にその種類・量が多く、冷蔵庫の1段分を占領してしまうほど。奥の方までパンパンに入っているし、袋入りろいうこともあり形状が定まっていないので、ごちゃごちゃに見えていました。
物が取り出しにくい
面積は限られているので、どうしても積み重ねて置いてしまっていました。
また、ジャムなどの小さい瓶を最上段に置いていたのですが、奥のものが取りづらく、気づけば賞味期限切れ、なんてことも多々ありました。
古いものが奥底へ、、、
こちらは冷凍庫の写真です。仕切りも何もない状態でどんどん入れていくので、必然的に古いものが底へ底へ、、、
また、残ったお肉などはラップにくるんでそのまま冷凍庫に投げ入れていたので、写真右下のようにごちゃごちゃになっていました。
パズルのように入れられた見づらい野菜室
こちらは野菜室。この時はまだ良い方です。
実家が家庭菜園で野菜を育てているので、よく大量の野菜が届きます。それを全て収納しようとすると、もうパンパン、、、下の方にある野菜は他の野菜の重みですぐ悪くなってしまうし、お目当ての野菜は見つかりづらいしで、結構なストレスでした。
どこをどう変えたい??採寸と計画をメモで『見える化』
簡単にメモすると、足りないものが見えてくる!
職業柄、文字よりも絵のほうが頭に入って来やすいタイプなので、かなり簡単ですが、イラストにしてみました。
ぱっと見で自分がどうしたいのかが分かるので、買い足すべきものが見えてきます。ちなみに、メモの中には自分にしか分からないような雑なものがたくさん。でも、自分さえ分かっていればいいんです。整理するのは自分なので。
採寸は余白を持たせて!
改善したいところを書き出したので、今度は採寸。いろいろと収納用品を買い足しながら整理するので、これをしなくては何も始まりません。冷蔵庫の中は以外と凸凹しているので、一番短い部分を計測するようにしました。
冷蔵庫整理で実践した7つのポイント
そして、ついに整理整頓へ!!私がどこに注意しながら収納をしていったのか、ご紹介していきます。
詰め替え容器に入れて見やすく整頓
鷹の爪やコンソメ、片栗粉、ゴマなどの調味に必要な少量のものなどは、それぞれ詰め替え容器に移し替え、トレーに並べると、使いやすくなるし探す時間が減ります。詰め替え容器は、同じ形のものを並べたり重ねたりするとすっきりです。
また、同じタイミングで使うものをセットにしてトレーに入れるのもオススメです。
例えば味噌と出汁。味噌汁を作る時にトレーごと出して、作り終えたらトレーごと片付ける。定位置が決まれば、動きに無駄がなくなるのでとてもスムーズに料理を進められます。
こちらは、揚げ物をする時に必要な小麦粉とパン粉のセット。我が家は結構揚げ物を作って食べるので、このセットも作ってみました。
ちなみに、小麦粉、パン粉、出汁を入れている容器は、フレッシュロックという密閉保存容器。1.1Lサイズの3個セットを購入しました。いろんなサイズがあるのですが、断面の大きさは全て同じなので整理しやすいです。また、洗いやすいし片手で開閉できるし、プラスチックなので軽いし透明で中身が見える!主婦の味方です。
細々したものはトレーにまとめる
ロースハム、とろけるチーズ、納豆、その他細々したものも、幅が狭めのトレーにまとめて入れて収納しました(こちらは無印良品。ポリプロピレン整理ボックス4 約幅11.5×奥行34×高さ5cm)
頻繁に使うものばかりですが、出汁などよりは使わないので下から2段目に。
他には、中華系の細々した瓶詰め調味料や(このトレーもセリア!)、
粉物もトレーにまとめて、どこに何があるのかがすぐに分かる様にしました。
見失いがちなチューブは専用クリップで
我が家で使っているチューブはわさびのみでした。というのも、チューブを自立させて収納できなくてストレスだったため、にんにくやしょうがなどのチューブは買わないようにしていたのです。でも、セリアのチューブクリップを使えば問題解決。
倒れやすいものは自立容器に移し替え
ケチャップやマヨネーズ、出しやすい様に口を下に向けて収納する方が多いかと思いますが、かなり倒れやすい、、、その悩みを解消してくれたのが、こちらの容器です。
元々はハチミツを入れるためのこの容器、かなり安定感がありますし、逆止弁付きなので蓋に中身が付いてしまって汚くなることもありません。ただ、結構な勢いで出るので、少しだけ出したいという時には、注意しながら容器を押さないといけません。笑
野菜室は縦収納で見やすく
畑で縦向きに育っている野菜は立てて収納した方が新鮮さを保てるんだそう。ということで、人参やゴボウなどは立てて収納することにしました。こちらもセリアで購入しました!
その他の野菜はトートバッグでざっくりと
野菜は形がバラバラですし、野菜室に入っている野菜の種類や数はいつも違います。なので、仕切ることはできるけど形が決まりすぎない布を使うことにしました。
セリアで売っていた防水のトートバッグの上部をくるくると丸めて形を整え、並べて種類ごとに収納します。3つ全て同じサイズのバッグですが、細長くしたり大きく開いたりすることができます。
また、前述したように、実家からよく大量の野菜が送られてくるため、野菜室はどうしてもいっぱいになってしまいます。なので、綺麗に整頓したとしても、キャパオーバーになってしまう場合が、、、その悩みを解決したのが、上写真のアイデア。
葉っぱが付いているカブやネギなどの嵩張る野菜や、料理を作るために出した野菜の残りなどをついでにカットし、ジップロック(Mサイズ)に入れて収納することにしました。つまり料理中の野菜を切るタイミングで、その日の料理に使った野菜の残りや、余裕があれば使わない食材もまとめてカットしてしまうんです。
そうすると、味噌汁の具を毎回毎回カットしなくても済むので時短にも。
また、おかず何にしようと考えている時にここを覗くと、カットされた野菜を使ったメニューがなんとなーく浮かんできたりするようになりました。
ちなみに、ジップロックを入れている容器は、これまたセリアのもの。整理収納用のボックスのブースに置かれている商品で、蓋とセットの入れ物なのですが、蓋はここでは使わないので棚に収納しています。
ジップロックをそのまま野菜室に入れてしまうと、倒れてごちゃごちゃになってしまいます。ざっくりと仕切ってジップロックを立てて収納することで、見やすくしてみました。
肉・魚はジッパーに入れて冷凍
こちらは冷凍庫。野菜室でジップロックを入れていた容器をここでも使うことに。
ジップロックに、残った肉や長期保存したい野菜など、とにかくジップロックに入れて並べて入れておく。袋が透明なので何が入っているかすぐに分かり、ストレス軽減!
また、この仕切り容器、冷凍うどんを立てて入れるのにぴったりのサイズでした。我が家は冷凍うどんをいつもストックしているので、これは計算していなかった嬉しいポイントでした。
まとめ
整理整頓し終わった冷蔵庫の全体像を撮ってみました。それぞれの部屋で、内容量の割合に適正なものがあると達人がおっしゃっていたので、それが実践できているか確認の意味も込めて。
冷蔵庫の中身は70%程度が吉
冷蔵庫は、冷気が全体に行き渡るように通気口周りを塞がず、内容量を全体の70%以内に保つのが良いんだそう。
この写真は、整理後のもの。それぞれの段の上部に隙間ができているので、70%程度になっているのではと思います。
冷凍庫の中身は70〜100%が吉
冷凍庫は、冷蔵庫よりは少し多めに入れておいた方が冷気が逃げないんだとか。70〜100%に保つのが良いそうですよ。元々ちょうどいいくらいの量が入っていたので、中身を減らすというよりも『見やすくする』ということをメインに考えました。
最後に
以上が、我が家の冷蔵庫大掃除の全貌です。ほぼセリアの収納ボックスで成立した冷蔵庫。これだけ変わりましたが、総額5000円かかっていないと思います。
育休中の主婦の気まぐれにお付き合いくださり、ありがとうございました!もうすぐ仕事復帰するし、冷蔵庫の中を整理できてよかったなぁと思います。これで料理の時のストレスが軽減されそうです!