もくじ
はじめに
わが家にむすことむすめがやってきてから、もうすぐ3年。(むすこが今度3歳になります。)
今までは、ままと旅行したり食事したときにはiPhoneで撮っていた記念写真も、こども達がいるともっと良い写真を撮りたいなぁと思ってきました。
学生の頃から使っていたニコンの一眼レフD3000から、ソニーのミラーレス一眼α7ⅱに換えたのも、その理由です。
背景をぼかした雰囲気のあるポートレイトから、クリスマスや誕生日のイベントの撮影でも、思い出の一枚を残してくれて活躍しています。
さらに保育園の発表会や運動会では写真だけではなく、動画も撮りたい!と思い購入したソニーの4Kビデオハンディカム。
写真もいいけど、やっぱりかわいい動きは4Kで残しておきたいですよね!大きくなってから見たら感動するんだろうなぁ…なんて考えています。
・・・こうして、撮影機材が右手一本では足りなくなってしまったのでした。
写真と動画を同時に綺麗に撮りたい!
こうして始まったこの悩みとの戦い。写真も動画も妥協することなく、綺麗に残したいという目標を達成するよう挑戦しました。
まず試したのは、ぱぱ写真、まま動画。実際に保育園の発表会で行ってみました。
もちろん大人2人が撮影するので全然できるのですが、2人ともなんだか撮影しなければならないというタスクがあることによって楽しみづらい感覚がありました。
次に試したのは、ハンディカムの静止画撮影機能。動画の後から切り出したり、撮影中にシャッターが切れる機能です。
しかし、撮影した画像を見ると満足できる仕上がりではありませんでした。記録用としては十分だと思いますが、一枚の写真としてはどうしてもセンサーサイズが小さいので解像がはっきりしない感じがあります。
他にもiPhoneや持っていたコンデジとの組み合わせなども考えましたが、望みは叶えられませんでした。
そんな願いを叶えるツールがこちら!
どうにか一眼レフとハンディカムを連結できる道具がないかと探していて見つけたのがこちら!
まさにわたしが求めていたもの!一眼とハンディーカムを合体できる代物です。
正直購入して実際に取り付けてみるまで、本当にうまく合体できるか心配でしたが、うまく合体することができました。
注意事項!
今回わたしが試した方法をご紹介しますが、あくまでも自己責任でお願いします。
ネジの緩みによって落下し破損する可能性や、過度な荷重によって機器を痛める可能性が大いにあります。
参考にされる際は十分に注意して、安全に使用できるか確認をしてくださいね。
取り付けの仕組みは?
このツールは、シューマウント(カメラのフラッシュ等と取り付ける部分)と、1/4インチネジ(カメラ底面にある、三脚に取り付ける際に使用するネジ穴)を繋げてくれるものです。
つまりわたしの場合、ミラーレス一眼の上部シューマウントと、ハンディカムのネジ穴を使って、上下に積むことができたのです。
実際に撮影してみました!
ポイント①重量バランスの良い位置を探す
まず取り付けて気になったのは、カメラの上にハンディカムを積み重ねた状態の重さのバランス。
2台分の重さなので、なるべくバランス良い位置にしたいと考えました。
私の場合は、ハンディカムがカメラの前方にせり出したような状態がバランスが良く、構えやすかったです。
ジョイント部分のノブを回すことによって角度を調整できるので、上の写真のような取り付けにしました。
ポイント②画角をなるべく合わせる
まず取り付けて行うことは、被写体に機器を向けたときカメラもハンディカムも同じ方向を向いているか確認することです。
実際に撮影していると、何を撮っているかはどちらかのモニターでしか確認できません。
そのため、どちらもある程度同じような絵が撮れているように調整する必要があります。
どちらのカメラもズームレンズなので枠で捉えるのではなく、画面の中心に何が来るのかをどちらも揃えるように調整しました。
下の写真は、公園の丸太の上にセットした機器を置いて、滑り台にレンズを向けている状態。
滑る部分が画面の中央に来るように、ジョイントの角度を調整しています。
ポイント③両手で構える!
カメラにしても、ハンディカムにしても、主な操作は右手だけ。
カメラのシャッターは左手で押せませんし、ハンディカムのベルトを左手に差し込むと天地が逆さまになってしまいます。
今回のツールによってハンディカムがカメラの上に積み重ねられて、左手でも録画開始スイッチ操作ができるようになりました!
とはいえ、左手はなるべく常にハンディカムを支えるような位置に添えて置いたほうが良いでしょう。
この写真はiPhoneを左手で撮っているので添えていませんが、実際はハンディカムの底面に手をあてています。
ポイント④落下しない工夫・注意をする
実際に持ってみるとズッシリ重みがあるので、万が一手が滑ったときに丸ごと落ちてしまわないよう、ハンドストラップを取り付けています。
手首にストラップを回して念のための保険的な感覚です。これで実際に機器が助かるかは試すのも怖いのでやっていませんが…。
さらに、取り付け部にあまり負荷がかかるのも心配なので、動き回ったり、素早く被写体にカメラを向けたりするのもなるべく少なくするほうが良いでしょう。
撮影結果!
いいところ①写真と動画が同時に撮れる!
これに尽きます。目標を達成できた、ということです。
ただ二台を同時に操作するには、慣れる練習が必要です。
良い撮影をするためには、どちらの機器も使い慣れている必要があると思います。
とはいっても二台のカメラを同時に撮って、どちらも完璧に撮影するのは至難の業。どちらをメインにするか決めたほうが良さそうです。
気になるところ①重い!
わかっていましたが、重たいです。ずっとフリーハンドで構え続けるのは困難だと思います。笑
長時間の撮影になりそうな時は、三脚をうまく使用したり、身体をうまく支えて腕と肩の負担を逃したほうがいいと思います。
気になるところ②シャッター音が録画される
カメラとハンディカムの距離が近いので、動画撮影中にシャッターを切ると、シャッター音が入ってしまいます。
わたしの場合、持っていたミラーレス一眼にはサイレントシャッター機能が無いので、カシャっという音が入ってしまいました。
気になる方は、サイレントシャッター機能があるカメラを使用したほうが良いかもしれません。
気になるところ③撮影姿のクセが強い
これは周りからどう見られるかということです。ちょっとガチ感が強すぎて引かれる可能性があります。笑
そもそも一眼レフを構えているだけでも威圧感がありますが、さらにハンディカムまでくっつけていると目立つこと必須です。
わが子がかわいいのはわかるけど、そこまでするかしら?と疑念を持たれることが予想されます、が、気にしなければ大丈夫です!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
思い出を綺麗に残したいという願いを叶えるために、このツールを使用してなんとか実現することができました。
わたしはこのセッティングを利用して、お正月のお餅つきの写真と動画を同時撮影できました。
撮影や取り付けには十分注意が必要ですが、頑張ればなんとかなる!を体現できた気がします。
運動会や発表会、お遊戯会など一生に一度の瞬間を逃さず残したい方には有効だと思いますよ。