もくじ
はじめに
いまや街で見かけることが多くなったベビーカー、サイベックスのミオス。
購入した当時は発売して間もなかったので、時々すれ違う同じベビーカーを使っている人を見かけると嬉しい気持ちになりました。
が、いまではしょっちゅうすれ違うようになりました。
上のむすこが生まれた頃に購入し、むすめがお下がりを使っているのでかれこれ2年使用しています。
改めてサイベックス ミオスの機能の説明をしながら、私たちが工夫して使用してる点をご紹介したいと思います!
サイベックス ミオスとは?
出典元:サイベックス ミオス公式ページ
サイベックス ミオスは、サイベックスというドイツのメーカーが製造しているベビーカーです。
そのサイベックスというメーカーは、会社設立当初から、「Safety(安全性)・Design(デザイン)・Function(機能性)に革新をもたらす」という信条を、すべての商品開発の核として来たそう。まず安全性という項目があるくらい安全性に配慮された製品を製造しています。
そんなサイベックス ミオスは2017年に発売されて以来、キレイなデザインと操作性で人気になりました。
この後説明しますが、様々な機能性で私たちもずっと使い続けています。
さらに、2019年モデルチェンジしたミオスが発売されています!
出典元:サイベックス ミオス公式ページ
フレームカラーが従来のブラック、クロームに加えて、ローズゴールドが追加されたり、ハンドルやバックルのデザインが変更されたりと、デザインが一新されています!
とはいえ、基本機能は一緒。まだ旧型を販売しているショップもあるので好みのデザインを選んでみてはいかがでしょうか?
基本情報
|
サイベックス ミオス |
発売日 |
2017年 2019年リニューアル |
サイズ |
使用状態時 幅500×奥行き850〜1110×高さ980〜1080 折り畳み時 500×390×720 |
重さ | 約9kg |
参考価格 |
約80,000円〜(仕様による) |
使用期間 |
生後1ヶ月〜4歳頃(17kgまで) |
使える機能をご紹介!
シートの向きを簡単に変えられる!
赤ちゃんを乗せるシートの向きを変えることができます。
生まれたばかりの新生児やまだ頭や腰が座っていない月齢の子を乗せるときは、様子を見れるようにハンドル側に。
身体が少ししっかりしてきて、散歩で同じ景色を見て楽しめるようになってきたら侵攻方向側に。
わが家では、5ヶ月のむすめはまだ腰が座っていないので対面式で使用しています。その方が寝てるか起きてるか、ミルクを戻したりしていないか確認しやすいためです。
2歳のむすこは発見することに興味が湧いているので侵攻方向側に向けて使用しています。その方が、ままと同じ景色が見れるので「電車が来たねー!」や「ぽっぽさん(鳩さん)がいるねー!」と会話が弾んでいる様子です。
月齢によって使い分けられるので、兄弟姉妹で同時に使う方にもオススメの機能です。
変えるときは、中央のヒンジ部分にロックを解除するボタンが左右に1箇所ずつあるので、押して持ち上げるだけ。
取り付けは差し込むだけなので簡単に変更できます!
シート、ハンドル、フットレスト角度調節ができる!
まずはシート。角度を4段階で調整することができます。
もちろんこの角度調整、先ほど説明した向きのそれぞれに4段階調整できます。
上の写真のように、対面式でも角度を変えられますし、下の写真のように、侵攻方向に向けても変えられます。
ハンドルも、ハンドル中央をボタンを押しながら上下に動かすと高さが3段階調整することができます。
実はこの機能はぱぱが気に入っています!
高い方に向けて操作した方が、なんとなく動かしやすい気がしています。これは個人的な好みですが。
さらにはフットレスト部分も4段階調整が可能。
根元のシルバーの部分を左右から押すと、ロックが解除されて調整することができます。
写真のとおり、むすめは脚が届いていませんが…。
むすこの場合はしっかり脚が届くので、起きているときはシートを起こしてフットレストを下げる。寝てしまったときはシートを横にしてフットレストは上げる。と言った感じで、それぞれ楽な姿勢になるように調整しています。
ワンタッチブレーキ!
ベビーカーを使い始めると、ちょっとブレーキかけておきたいなぁと思う回数の多さに気付かされます。
駅のホームは水はけのために線路の方に傾斜していますし、横断歩道も歩道と道路の段差を傾斜させて無くしているので、自然と転がってしまいます。
ふと手を離すと…非常に危ないです。手を離さないのはもちろんのこと、しっかりブレーキをかけておいた方が安心です。
サイベックス ミオスはフットレバーをつま先で操作。ワンタッチでブレーキと解除を操作することができます!
何回も操作することになるブレーキが簡単に使えるのは楽チンです。
サスペンションで乗り心地Good!
サイベックス ミオスは前後のタイヤ全てにサスペンションが搭載されています。
道路のアスファルトや公園の砂利道など、振動が気になるところでもショックを吸収してくれている感じがあります。
また歩道と道路の段差など、乗り上げるときにも衝撃を和らげてくれていると思います。
タイヤ自体も小さすぎることもないので、普段こどもを乗せて動かしていて、動きにくいなぁと思うことはありません。
サンキャノピーもふたつの機能
あかちゃんを日差しから守るサンキャノピー。
サイベックス ミオスにはふたつの機能があります。
ひとつ目は、サンキャノピーのチャックを外すことでもう一段階大きくすることができます。日差しの向きや強さに合わせて調整できます。
ふたつ目は、大きくしたサンキャノピー部分に小さいメッシュの窓が付いています。侵攻方向にシートを向けているときにその小窓からこどもの様子を確認できるので、安心です。
ササッと簡単に畳める!
ハンドルを折り畳み、シートのレバーを握ると簡単に小さく畳むことができます。
写真の通り、片手に赤ちゃんを抱っこしたままでもできる簡単さ!
畳んだときにももちろん握る部分があるので、持ち上げたり、そのまま少し移動したりすることもできます。
普通の改札も通過できる
サイベックス ミオスは海外製なのに、日本の改札も通過できるコンパクトな大きさになっています!
海外のベビーカーは、写真で見てかっこいいなぁーと思っていても実物を見ると結構大きかったりします。電車に頻繁に乗ることを考えると改札を選ばないといけないのは面倒ですよね。
もちろん電車に乗らない方には関係ない性能ですが、大多数の方は気にされる要件なのではないでしょうか?
何よりカッコいい!!
最後は完全に主観ですが…。
購入に至るまでベビー用品店で様々なベビーカーを見てきましたが、このサイベックス ミオスが最もデザイン的に優れていたように思います。フレームの軽快さやハンドル、シート部分の細部にもこだわりを感じられました。
またカラー展開も豊富で、自分好みをチョイスできるのも嬉しいですね!
2019年現在、フレームの色はこれまでのブラック・クロームに加えて、ローズゴールドが登場。また旧タイプには個性的な柄もあるので、一際目立つサンキャノピーを選ぶものアリです。
短所は工夫でカバー!
短所①荷物置きがちっちゃい
サイベックス ミオスは他のベビーカーと同じようにシート下に荷物を置けるスペースがあります。
ただ、使い勝手的にはもうちょっと大きい方がいいなぁーと思ってしまうことがしばしば。ちょっと大き目の手さげやリュックを入れるには空間が狭く、うまく入らないことがあります。入ったとしてもすぐに取り出せるような感じではないので、頻繁に取り出したいようなものを置いておくにはちょっと大変です。
ナイロンテープとカラビナで自作フックを!
そこでわが家では、ハンドルにマジックテープで取り付けるカラビナを自作しました!
ナイロンテープにマジックテープとカラビナを縫っただけの簡単な道具です。
二個取り付けているのは、①たくさんぶら下げられるように②大きいバックをぶら下げた時に真ん中に来るように、のためです。サイベックス ミオスはハンドル中央にレバーがあるので、中央にカラビナをぶら下げることができません。カラビナ一個だとズレてしまって危ないので大きいバックをぶら下げる時は二個をまたいで引っ掛けています。
シート下の荷物置きに入らないちょっと大きいバッグや、お財布や携帯を入れた手さげなどぶら下げて置くことができるので超便利!逆にこれがないと不便に感じていたと思います。
短所②サンキャノピーが浅い
使用していて気になるのが、サンキャノピーの小ささ。背中を起こしているときにはあまり気になりませんが、むすめのようにまだ腰が座っておらず背中を倒して使用している時に、直接太陽の光が顔にかかってしまうときがあります。上述の通り、サンキャノピーを一段階大きくすることはできるのですが、背中を倒して使用している時はそれでも十分な大きさとは言えません。
クロービーレザークリップとブランケットで日よけを!
そこでわが家では、マグネット式のクリップとブランケットを使って臨時の日よけを作っています!
使用しているクリップは、クロービーレザークリップ。
サンキャノピーにブランケットを挟んでハンドルまで渡し、手でハンドルとブランケットを同時に握ると大きな日よけにすることができます。あかちゃんの顔が見れなくなってしまいますが、少し横から覗くと見ることもできます。
ちなみに、クロービーレザークリップのようにサンキャノピーにクリップ型のおもちゃをぶら下げることもできます。うちのむすめは割とずっと遊んでいます。
短所③対面式のまま畳めないのが面倒
上述の簡単に折り畳める機能は、シートの向きが進行方向側のときのみです。対面式の時は畳むことができません。
月齢の低いうちは顔を見ながら使用するので、基本対面式。その状態で畳もうと思うといちいちシートの向きを変えなければなりません。
ある程度大きくなってシートを進行方向に向けられるようになれば無くなりますが、下のむすめにおさがりして使い始めて、あぁそうだった…。と思い出すような不便さでした。
これはこどもの成長を待ちましょう…。
傷が付きやすいところはココ
前方のタイヤカバーあたり
操作していてどうしても死角になる前方のタイヤ部分は何かとぶつけてしまいがち。歩道を歩いていても、端っこの方に寄ると塀にぶつかったりしてしまいます。
その結果、上の写真のように擦ったような傷がたくさん入ってしまいました。
中央のロゴマークあたり
この部分も少し出っ張っているので擦ってしまいがちです。とくに改札を通る時に油断してると結構な確率で擦ります。
カッコいいロゴが入っている分、傷が入ると結構目立ちます…。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
単純に機能を紹介するだけでなく、使っていて気付いたことをお伝えできていればなぁと思います。
ベビーカー購入、実際に使う!というのは人生で一回だけではないでしょうか?おじいちゃんおばあちゃんになったら買ってあげたとしても、自分では使わないですもんね。
やっぱり自分で使うものですし、安いものではないので買って後悔したくないですよね。
ミオスを買うのに迷っている人の参考になれば幸いです。
最後に!ネット購入の際は特に注意なのですが、フレームとシート部分が別売であったり、セットであったり、サンキャノピーが別だったり、いろいろなセットがあります。必要なものがちゃんと揃っているか確認しながら購入してくださいね!